安全弁の説明と安全弁製造メーカー
安全弁とは
安全弁(safety valve)とは主に気体や蒸気などが入った容器や装置、配管などに使われ、内部の圧力が一定の基準を超えると弁を開いて内部の気体や液体を排出し、圧力が下がれば弁を閉じる機能を持ったバルブです。
密閉した容器などの内部が温度上昇などにより気圧が高くなりすぎると破損してしまいますが、そうならないために一定の圧力になると安全弁が動作して内部の圧力を外に逃し、内部の圧力を下げることで破損を防ぎ、安全性を保ちます。
用途
ボイラー、ガス採掘・タンク、発電ボイラ、蒸気ボイラ、圧力容器、熱交換器、化学プラントなど気体や蒸気の圧力がかかるところの安全を確保するために使われます。
安全弁の種類
1)リフト形式による分類
揚程式安全弁
安全弁のリフトが弁座口の径の1/40以上1/4未満で、弁体が開いた時の流路面積の中で弁座流路面積 (カーテン面積)が最小となる安全弁。
全量式安全弁
弁座流路面積が、のど部の面積より十分大きなものとなるようなリフトが得られる安全弁。
2)キャップ形式による分類
レバー付
○奇数型式が相当する。
○レバーは、安全弁が作動できるか、 異状(固着)が無いか確かめるための ものです。(一次側圧力が設定圧力の 75%以上で操作します。)
レバー無
○偶数型式が相当する。
引用;株式会社ベン様サイト
安全弁製造メーカー
株式会社ミハナ製作所
独自で開発した特殊技術により、前漏れなしの「吹始め・吹出し同時」技術を持った安全弁の製造メーカーです。
株式会社ベン
1902年創立の流体制御弁のリーディングカンパニーです。
株式会社福井製作所
安全弁専業メーカー最王手、海外向けが8割。LNG船用安全弁で世界シェア90%。
株式会社三共製作所
各種自動車調整弁の専門メーカー
株式会社ヨシタケ
バルブの選定・配管設計のコンサルティング、省エネ診断、生産設備の効率化の提案からアフターフォローまで
株式会社本山製作所
「流体」の制御技術に特化してノウハウを蓄積してきたメーカー。国内だけでなく海外の大型プロジェクトにも参画。